引越しや事務所移転を行う際に起こる失敗例として、エレベーターを上がれなかったり、階段の構造的に運搬が難しくなったりするケースがあります。大阪で資材搬入を検討している方は、荷揚げ屋に依頼しましょう。
家具・什器を手運びするときによくある失敗について解説!

引越しやオフィスの移転で家具や什器を移動するとき、手運びをすると普段慣れない作業で失敗してしまうことがあります。家具や什器を搬入する前に、やりがちな失敗例や事前にやっておくべきことを知っておくことが大切です。
家具を搬入する際にやりがちな失敗例
・壁や床を傷つけてしまう
普段扱いに慣れていない大型家具は、距離感を掴めずに壁にぶつけて壁紙が剥がれたり壁を傷つけたりするケースがあります。思ったより重く、勢いよく置いてしまうとフローリングやクッションフロアでもへこんでしまうので注意が必要です。
・家具がエレベーターやドアの扉を通れない
エレベーターや玄関、部屋のドアは廊下部分より幅が狭くなっており、家具がドアを通れないと搬入できません。ドアの開口部は通れても、開いたドアの厚みやドアノブが邪魔で搬入できないこともあります。
・階段を上がれない
階段は幅だけでなく高さにも制限があり、幅は足りても高さが足りなかったり、曲がる階段だと家具が回り切れなかったりすることがあります。階段の手すりに当たってしまい通れないケースも起こるかもしれません。重量がある場合、少人数では持ち上げられないこともあります。
・腰を痛めてしまう
重いものを持ち運んだり、何度も前屈姿勢をとったりすることで、腰を痛めてしまいます。筋肉痛やギックリ腰の原因となることもあるでしょう。また、家具を足のうえに落としてケガをしてしまうおそれもあります。
オフィスへ什器を運ぶ際にやりがちな失敗例
・営業や業務ができなくなる
オフィスの移転は休業日や業務に支障が出にくい日を選ぶなど特に計画的に行われますが、計画通りに進まなかったり、突発的に仕事が入ったりして移転作業が難航することもあります。また、営業や業務ができなくなり、仕事が滞りがちです。
・オフィスのレイアウトに失敗する
オフィスは仕事の効率を考えてレイアウトされています。コピー機や備品の位置、デスクの配置、エアコンの吹き出し口の方向など、細かい内容も毎日のことになると作業効率を考えるうえで重要な要素です。レイアウトの計画が十分にできていないと、以前よりも仕事の効率が下がるといった状況にもなりかねません。
・廃棄物が大量に発生してしまう
オフィスはたくさんの人が利用するうえ、物も多いため、予想以上に不要なものが発生することがあります。オフィスのごみは家庭ごみとして出せないこともあり、無駄な手間が増えてしまいます。
家具・什器の搬入前にやっておきたいこと
・家具と廊下・ドアの幅など寸法を確認しておく
手運びする予定の家具や什器と、ドアや廊下、階段の幅や高さを測っておきましょう。もし通らなさそうな場合は搬入経路を変えるか、家具なら分解ができるか、ドアを外せるかなど対策を考える必要があります。
・壁や床に保護材を貼り付けておく
実際に搬入作業をする前には、壁や床には段ボールや緩衝材を貼り付けておきます。強力な粘着テープで貼り付けると壁紙が剥がれてしまうおそれがありますので、養生テープなどを使って貼り付けるのがおすすめです。
・家具に布や毛布を巻いておく
家具には古布や毛布を巻いて保護しておきます。家具が傷つくのを防ぐだけでなく、万が一壁や床に当たっても傷がつきにくくなります。
・家具を運ぶ順番や搬入ルートをシミュレーションしておく
計画している家具のレイアウトをもとに、家具を運ぶ順番や搬入ルートをシミュレーションしてください。順番通りに配置していくことで、搬入の作業効率も上がります。
ホーム