神戸で揚重作業の依頼を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。「荷揚げ」とも呼ばれる揚重作業は経験の少ない方が行うには難しいため、業者に依頼するのがベターです。こちらでは、揚重を業者に依頼するメリット、さらに揚重の安全対策についてご紹介いたします。
揚重を依頼するメリット

揚重を依頼するメリットは大きく作業工数の軽減、作業効率の向上、安全性の向上に分けられます。
作業工数の軽減
揚重は建設現場において欠かせない作業の一つですが、人手がかかったり時間が取られたりすることで、作業工数が増えて工期が押してしまうことも考えられます。本来やらなければならない作業が後回しになることで手間が増えて、時間やリソースが取られてしまうのです。専門業者に依頼することで作業をすべて任せることができ、作業工数を大幅に減らすことが可能です。本来やるべき業務に集中できるため、工期の遅れも起きにくくなります。
作業効率の向上
建設現場では工期内にやらなければならないことが山積みです。その工程が一つ減るだけでも作業効率は大幅に向上します。また、業者に依頼することであらかじめ建設資材が搬入された状態から作業を進められます。そのため、現場ですぐに作業を始めることができます。スケジュールを前倒しで進めることも可能になるため、作業が円滑に進んでいくことが期待できるでしょう。
安全性の向上
揚重は安全性が求められる工程です。重い建設資材が落下したり、作業員にぶつかったりしてしまうと最悪の場合、命を脅かす危険性があります。また、建設資材を傷つけたり破損させたりした状態で運び込んでしまうと、建物の不具合の原因になる可能性も懸念されます。専門業者はこのようなリスクを熟知したうえで、現場の作業員や建設資材を傷つけることなく安全・確実に運び込みます。自分たちで揚重を行うよりもアウトソーシングしたほうが、結果的に安全性を向上させることが可能なのです。
揚重作業での安全対策について

揚重作業は重い建設資材などを扱うため、何よりも安全第一の作業が求められます。安全対策については完ぺきともいえる対策が必要です。専門業者が揚重作業を行ううえでどのような安全対策を行っているのか、解説いたします。
機械のスペックを遵守する
揚重作業で使用するクレーンなどは、耐荷重を遵守することが求められます。その他の機械についても定められたスペックを遵守し、それを超える長さ・重さのものは扱わないことが大切です。揚重作業を行ううえで基本となる事項となります。
作業時間を調整する
事故は時間に余裕がなく、作業を急いでいるときに発生することが多いです。あらかじめ揚重を行う作業時間を十分に確保し、関係する作業時間も調整したうえで余裕を持って作業にあたることが求められるのです。近年、現場における作業工程が複雑化しているため、関係する作業員と密に連絡を取り合い、作業時間を十分に確保できない場合にはリスケジュールするなどの柔軟な対応も求められます。
資材などの重さを確認
揚重する資材などの重さについては、あらかじめ正確な数値を把握しておくことが大切です。クレーンで吊り下げなどを行う前には、フックやフックブロックなどの吊り具を含めて重さの合計をきちんと確かめることが求められます。
作業員の安全確認
作業中の作業員はもちろん、現場にいる人々が安全な場所にいるかどうかをチェックしながら作業を行うことも求められます。例えば、クレーンを使っているときには吊り下げられている資材などの下に決して入らないこと、重機を動かす際には必ず合図を定める、合図がなければ作業員は決して動かないといった取り決めが必要です。作業員同士が相互に連携して、慎重な作業を行うことが求められます。
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